Webライターとは|未経験からの始め方や辛いポイントと成功のコツ

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Webライターをはじめてみたいものの「未経験からの始め方がわからない」「ネットの記事を見てもイマイチつかめない……」と悩んでいる方は多いはず。

本記事では、Webライターの仕事内容や未経験からの始め方、やめとけといわれている辛いポイント、成功させるための3つのコツについて、Webライターを生業としている筆者が、包み隠さず解説します。

目次

Webライターとは

Webライターとは、主にWeb記事を執筆する人のことです。

よく「Webライター」と混同される「ライター」ですが、ライターの中にWebライターをはじめ、小説家やコラムニスト、記者などが分類されているイメージです。

また、Webライターの中でも、コピーライター(広告やPR文がメイン)やシナリオライター(Youtubeやゲームの脚本を作る)、企業のプレスリリースやホワイトペーパー作成に特化したライターも存在しています。

Webライターを未経験で始める3ステップ

本章では、Webライターを未経験で始める方法を紹介します。3つのステップは、以下のとおりです。

  • 最低限のスペックがあるPCを用意する
  • どれぐらい仕事を受注できるか計画する
  • 記事の書き方や用語を勉強しておく

それぞれ、見ていきましょう。

1:最低限のスペックがあるPCを用意する

ステップ1では、Webライターの仕事を行うためのPCを用意しましょう。

最低限のスペック
  • CPU:CORE i5、Ryzen 5
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:64~128GB
  • 金額:約10万くらい
おすすめのスペック
  • CPU:CORE i7
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:~512GB
  • 金額:約20万円くらい

最低限のスペックでも問題ありません

ただし、仕事を続ける中で画像の編集や、WordPress(CMS:ホームページを作成・更新できるシステムのこと)への入稿作業を担当するケースもあるため、少々高めのスペックPCを買っておくのがおすすめです。

2:どれぐらい仕事を受注できるか計画する

ステップ2では、働き方を決めておきます。

副業でWebライターを始めるなら、本業が終わった後にどれぐらい時間が確保できるのか、土日も捧げる気概があるのか、など。

まったくの未経験で案件を取る場合は、初めの仕事をやり終えるのに想像しているよりも時間がかかります。本当に。

まずは、月1本からはじめてみるのがおすすめです。

3:記事の書き方や用語を勉強しておく

最後のステップは、記事の書き方や用語をあらかじめ予習しておきましょう。

スクロールできます
知っておいた方がいい用語
構成記事の骨組み、目次を作る工程
入稿WordPressへ執筆記事を反映させる作業
PREP記事の書き方、結論・理由・具体例・結論で書く
ディスクリプション記事の要約、100~200文字で書く
SEO検索したときに上位表示する施策
キーワード検索される単語、記事のポイントになる
ペルソナどんな人が読むのか、架空のユーザー像
アイキャッチ記事のメインとなる画像のこと
画像選定各見出しに挿入する画像を選ぶこと

ほかにもさまざまありますが、まずは上記の9つだけでも覚えておきましょう

案件を貰うクライアント(依頼主)とのやり取りがスムーズになります。

Webライターの案件の取り方

本章では、初めてのWebライター案件の取り方を紹介します。主な獲得方法は、以下の3つです。

  • クラウドソーシングサイト
  • 求人情報サイト
  • Web情報やSNS

それぞれ解説します。

クラウドソーシングサイト

1つめは、クラウドソーシングサイトで案件を獲得する方法です。

クラウドソーシングサイトとは、Web上で案件を依頼・受注できるWebサイトのこと。

有名なサイト
  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ

まずは、1つだけ登録してみましょう。

登録はどれも無料で行えます。

ユーザー登録が終われば、案件を検索、応募、受注して仕事をスタートできます。

しっかりした案件はあるものの、金額が安い搾取案件もあるため、初心者は注意しましょう。

求人情報サイト

2つめは、通常の求人を出している情報サイトや無料冊子から獲得する方法です。

求人情報サイト
  • Indeed (インディード)
  • タウンワーク
  • 求人ボックス

時給で働くアルバイトや社員案件だけと思いきや、意外と業務委託のWebライター案件も掲載されています。

仮に「未経験だけど転職して専業でバリバリ働きたい!」と思っている方は、ライターのアルバイト案件に応募してみるものいいでしょう。

ライターの基本のキから、手とり足とり教えてくれる(と思うので……)スキルは上達しやすいかも。

Web情報やSNS

最後は、Web情報やSNSを活用して案件を獲得するケースです。

Twitter(現X)で検索をすると、案件がたくさん出てきます。下記は、わたしが応募した案件のツイートです。

普段からSNSも活用して、幅広く情報を取り入れるのがポイントです。

Webライターの辛い3つのポイント

本章では、よく「Webライターはやめとけ」といわれる原因のポイントを紹介します。主なやめとけ要因は、以下の3つです。

  • 初めは稼げない
  • 精神的、身体的に辛い
  • 生き残るのは少数

それぞれセキララに解説します。

初めは稼げない

まず、初めは稼げません!思っているより、本当に稼げません。

初心者なら、初めは1文字の単価がとても安いです。

1文字0.3円、0.5円はザラ。3000文字書いても、額面で900円、1,500円です。

そこから、手数料(クラウドソーシングサイトは手数料がかかる)や、何かしらの税金などが引かれれば手元に残るのは……。

まずは、月に1万円を稼げるのを目標に、コツコツ頑張ってみてください。

精神的、身体的に辛い

2つめは、精神と身体に大きなダメージを受けます。

特に初心者なら、そのダメージは計り知れません。

よく分からない用語、初めての仕様、使い方が分からないシステム、さまざまなルール、迫り来る期日……

仕事終わりにまた仕事をするストレス、土日も家にこもりっぱなし、好きな趣味もお預け、挙句の果てに腰痛はもちろん、腱鞘炎になったり鬱っぽくなったり、散々です。

生き残るのは少数

さて、そろそろWebライターは辞めとこうかな、と思っている方もいるかもしれませんね。

その通りで、生き残るのはごくわずか、です。

1年以内にWebライターを辞める人がとても多いと、肌感で感じています。

ただし、わたしも4度挫折していますが、その度にまたWebライターに戻るので、挫折しても「やっぱりもう1回がんばってみよう……」と思える方なら、続けられると思います。

Webライターを成功させる3つのコツ

最後に、Webライターを成功させるためのコツを3つ紹介します。

  • 細々とでも継続する
  • アドバイスは素直に受け止める
  • さまざまな文章に触れて勉強を続ける

それぞれ見ていきましょう。

細々とでも継続する

1つめは、継続あるのみ。

何事においてもそうですが、やはり継続すれば何かしらのカタチになるものです。

細々と断片的でもいいので「Webライター」に触れておくことが、成功の鍵といえるでしょう。

アドバイスは素直に受け止める

2つめは、アドバイスは素直に受け止めることです。

クライアントやディレクターなどから、赤ペンで真っ赤になった記事が差し戻しされても、何かしらの注意を受けたとしても、真摯に受け止めることが大切!

理不尽なこと意外は「もっと記事をよくしたい」「もっとライターに成長してほしい」と思っていることが大半です。

また、横柄な態度やわがままな行動はクライアントからの信用もなくしていまいます。

そのため、素直に改善点を意識して、次に繋げていきましょう

さまざまな文章に触れて勉強を続ける

最後は、さまざまな文章に触れることです。

中古本やKindle(Amazonが提供する電子書籍サービス)の無料タイトル、SNS、もちろんWeb記事でも、さまざまな文章に目を通してみましょう。

たくさんの文章を読むことでボキャブラリーが増えて、執筆文章にも彩りが生まれます。

もちろん、小難しい文章やお洒落な文学は、小説家の仕事です。

わたしたちWebライターの仕事は「読むユーザーに分かりやすく、問題を解決できる文章である」ことが最も大切なポイント。ほかにも、執筆メディアに合った文章テイストであることも重要です。

さまざまなクライアントに対応できるように、勉強を怠らないようにしておきましょう。

まとめ

Webライターとは、Web上にある文章を作成する仕事です。未経験でも、最低限のPCを用意すれば簡単に始められます。

しかし、それなりの準備をしておかなければなりません。

まずは仕事の請け先や量を決め、専門用語を理解しておくことが大切です。継続できるかできないか、諦めるのかは人それぞれ。1度やってみて「なんかちがう」と思い辞めたとしても、それは立派な「経験」です。

Webライターに興味のあるあなたが、同じ業界で活躍するのを楽しみにしています。

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