アジア最大級の宇宙ビジネスイベントに大手通信キャリアNTT・KDDI・ソフトバンクの戦略担当者が初集結|宇宙通信を語る特別セミナー10/31開催

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大手通信キャリアのNTT、KDDI、ソフトバンクの3社が、アジア最大級の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」で行われる特別セミナー「Beyond Terrestrial 2025 — 宇宙×通信がつくる新しい公共」に登場する。

通信と宇宙技術の融合がもたらす未来をテーマに、各社の戦略責任者が自社の構想を明らかにする予定だ。地上での競争を超え、共通の課題に向き合う姿勢を示すこの場は、日本の通信産業が新たな局面に入ったことを象徴するものになるだろう。

本セミナーは、2025年10月31日(金)に東京都中央区日本橋の「X-NIHONBASHI BASE」で開催

主催は株式会社セック、協力は一般社団法人クロスユー、事務局は株式会社スペックホルダーが担当する。当日は2部構成で進行し、第1部では通信3社の戦略担当者がそれぞれのコア技術を基に宇宙通信時代の構想を発表し、第2部では「グローバル競争」「国土強靭化」「未来創造」という3のテーマで議論が展開される。

登壇者には、NTTの木村吾郎氏、KDDIの志田裕紀氏、ソフトバンクの砂川雅彦氏、そしてモデレーターを務めるセックの松久孝志氏が名を連ねる。

木村氏はIOWN技術の宇宙展開やAmazonとの協業を推進するなど、NTTの宇宙事業を統括する中心人物である。志田氏はKDDIのNTN戦略とStarlink連携の実務を担い、衛星通信の商用化を牽引してきた。砂川氏はソフトバンクにおいて衛星通信の導入を主導し、地上ネットワークとNTNを融合するユビキタストランスフォーメーションを推進している。松久氏は「はやぶさ」など日本の宇宙開発を支えてきた技術者として、産学官をつなぐ知見をもとに議論を導く。

これまで各社が個別に展開してきた宇宙戦略を、同じ舞台で比較・検証できるのは今回が初めてである。地上インフラの限界を超え、通信と宇宙が一体化する時代に向けた第一歩として、歴史的意義を持つ討論となるであろう。


公式サイト:NIHONBASHI SPACE WEEK 2025

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